いつもありがとうございます♡

 

もう、9月も半ばですが・・・
9月オーラソーマ®DAYテーマボトルをご紹介させてくださいね。

 

113番 大天使カシエル
エメラルド/ミッドトーンオリーブ
< 2015年9月5日、午前8時 (英国夏時間)誕生>

 

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(全国のオーラソーマファミリーの有志が、投票で今月のボトルを決定しています。テーマとなっている色やボトルのエピソードについて語り、オーラソーマのプロダクツや個人の体験に関連付けてSNSで紹介したり、お茶会やワークショップなどを開催しています。)

 

 

カシエルさん、見た目はちょっと渋いですね・・・

派手さは無いですが、どことなく落ち着きと安定感を感じさせるカラーです。

 

乙女座生まれのカシエル。
乙女座のテーマカラーも「オリーブグリーン」だから、なんだかしっくりきます。

 

 

 

大天使カシエルは土星と関連するそうです。

おりしも、今月6日には、
4/18から逆行していた土星が、5ヶ月ぶりに順行に転じました。

 

土星に関連するカシエルにスポットを当てるタイミングに、停滞していた土星が本来のパワーを発揮する。。。
そのエネルギーに後押しされるタイムリーさに、なんだかテンション上がります!

 

「時の翁」と称される【土星】って、
土星が支配するキーワードと同じく「時間、空間、真理」を意味するグリーンで表現されるんですよ。

 

 

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グリーン系の色光は、
私たちをハートに向かってナビゲートします。

ハート・・・心、心臓

ハート【♡】マークは、

心臓の形を図案化したシンボルです。

 

 

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休みなく拍動し、全身に真っ赤な血潮を送り出す臓器、ハート(心臓)。。。
心臓は赤い筋肉の塊、そして、血潮は情熱。

 

ハートは【愛のシンボル】
ハートを描くときはまず赤の色味を用いることでしょう。(光が差すとピンクになります)

 

レッドは愛の源となるエネルギー。
グリーンはそれを生み出し、循環するスペースとなります。

 

そのハート(心臓)が位置するのは、
「第4チャクラ」
心の動きと循環器系に関連します。

 

胸部にあり、ゾーンでいうと横隔膜から鎖骨の下あたり、胸の中央でエネルギーを出し入れする渦や車輪のようなものが回転していると言われています。

 

ハートチャクラ(第4チャクラ)は愛、受容、真理のチャクラです。

このチャクラのバランスが取れていると、心が安定して、ゆとりが生まれます。
愛と余裕を持って客観的に物事を観察することが出来ます。
まるで呼吸のように、受け取っては与える愛の循環がなされていきます。

 

 

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カシエルの上層のグリーンは、
エメラルドグリーン」となっています。

 

ネーミングによって自由にイメージを広げることも出来ますが、キーワードは「グリーン」と同一でよいのです。

 

が、しかし、そこは、オーラソーマならではの色の物語のページをめくっていく楽しさを味わいたいですよね。

 

 

私たちはハートに一つ、
エメラルドの宝石を保有している・・・らしいです。

 

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それは、もともと天使界の長であったルシファーが、
人間に奉仕せよとの神の命令を拒んだために、天から落とされ堕天使となったという物語に関連します。

 

天から地上に落ちるとき、ルシファーの王冠を飾っていた13個のエメラルドが、怒りと悲しみではじけ飛び、人類の祖先である13の部族のハートに入りました。

子孫である私達のハートには、そのエメラルドが継承されていると言われています。

堕天使ルシファーはサタンとされ、私達が知る悪魔の象徴でもあります。
また、天界から地上に落ちて、エデンの園でイブを誘惑し、知恵の実を食べさせた蛇の化身でもあります。

 

 

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でも、私たちのハートに、ルシファーの置き土産「ハートのエメラルド」が埋蔵されているのだとすれば、
私たち一人一人の中に、堕天使ルシファーの存在を抱いていることになります。

 

ルシファーは、拒絶によって追放された自分の一部。
私たちが自己の真実に目覚めようとするとき、そこにアクセスするためには、いったん拒む対象「望まない」ものに出会う必要があります。

 

「望む」ことを知るために「望まない」ことと対峙する。。。
「愛」(あるがまま)であるために、「愛でないもの」を観る必要があるのですね。

 

内なるルシファーと対峙することで、エネルギーの均衡を取っていくのです。
良い悪いで計るのではなく、コントロールを手放し、ただそこにあるものの存在を認めていく・・・

 

 

ルシファーは偉大なる「光の王」でした。
光は悟りでもあり、真理を照らし出す。
私たちが「真理」に目覚めるとき、
ルシファーの存在がもたらす探求のプロセスを経て、ハートのエメラルドを開き、輝く光に到達するのだそうです。

 

【ルシファー伝説】
いろんなエピソードがあって、掘り下げれば、もっともっと深く長いのですが、ハートのエメラルドについて簡単にまとめるとそんな感じでしょうか。

 

 

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して、下層のオリーブ

(このボトルではミッドトーンオリーブとありますが、進化の中にあるオリーブでええやないですか?正解ってないので!色のキーワードの解釈は個々の感性で完全に自由です。)

 

オリーブは人生の味わいに関連している気がします。
人生における苦味から甘みへの変容の章だと思います。

 

オリーブの木が象徴するものは、女性的な受容性。環境に合わせてフレキシブルに対応して生きるたくましさと、柔軟性があるからこそ折れない強さです。

 

その実は栄養価が高く、実の塩漬けの発酵は、時間はかかりますが、手間暇かけて、時間をかけて、ゆっくりと段階をおいて熟成させることで、質の高いものが出来上がります。

 

そして、オリーブは希望と平和の象徴です。国連の旗のデザインやオリンピックの冠にも使用されています。ノアの箱舟伝説では、白鳩がオリーブの枝と共に希望を運んできました。

 

私なりにまとめて表現すると、
たおやかで奥深く、しなやかで強靭、楽観的で共感力があり、成熟して経験値が高く、平和と希望の感覚をもたらす、
オリーブはそんなエネルギーを持っていると思います。。。

 

見た目は渋くて、どこか苦味を感じさせる、針葉樹の林をイメージするような色。

 

私たちが望まない経験をしたときも、オリーブの実のように、段階的に適量の塩を加え熟成することで、ハートにある苦味はいつか甘みに変容します。

 

良薬は口に苦し・・・と言いますが、
苦い経験がなければ、おそらく精神的な成長もありません。

 

何度も言うように、
望まないことを経験することで、自分の本当の望みを知る、
拒絶していたものの存在を、ただあるがままに受容して認める、

それらのコントラストを通して、よりいっそう人生の豊かさに気付いていけるのではないでしょうか。

 

物質的なものでは得られない、精神的な豊かさを知る機会に繋がると思います。

 

 

オリーブってしんどそう・・・
なんて、思わないでくださいね。

 

オリーブは、

O-Live

「O」オーはホール (hole) やホリスティック (Holistic) ・・・全体性を意味します。

〜全体を生きる〜

私たちは、根底では途切れることのない一つの存在。
奥底での意識を共有しています。

自らの行い、解き放った想いは、巡り巡って自らのホームグラウンドへと返ってきます。

 

 

オリーブを苦味として繰り返し経験すると、同じステージで展開されるやり取りでは、いつまで待っても平和がやってこないことに気付くでしょう。

どんな苦い相手や出来事にも「だとしたら、私は〜しない。」という意識の選択で対処することは可能です。

自分自身を超える、意識のステージが上がる瞬間です。

 

 

でも、時間がかかる・・・
かけないといけない・・・

 

しっかり味わい切らないと、深いレベルで感じ切らないと、本当の意味で甘みに変わることはないですよね。

 

機が熟したときに、絶妙なタイミングでもたらされる新しいレベルの希望。

私たちは何かを解決したいとき、いつも結果を急ぐけど、時間と共に明かされるギフトに気付くことで、心の豊かさが増すのではないでしょうか。

 

 

 

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そして、
必要で持ち続けている「苦味」もある。

 

「苦い、苦い」と言いながら、その飴を舐め続けたい人もいます。
苦味もクセになります。嫌だと思っているようで、どこか甘さを感じるのです。
それが生きるモチベーションになっている場合も。

 

個々のその人のペースでいい。
そこに何か問題があるだろうか・・・

 

自分のことも他人のことも
コントロールする必要はない。

 

カバラの文献で、カシエルは「観照者」として登場し、呼びかけられないかぎり、人間の置かれた状況に干渉することを許されていないそうです。

 

 

また、カシエルは、私たちが「わからないでいること」に恐れを持たず、くつろいでいられるようサポートをします。

私たちは「わからない」ということに苦悩しがちで、それでずいぶんとエネルギーを消耗しています。

 

 

 

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オリーブは、グリーンとイエローの混色。
グリーンもイエローとブルーを混ぜた色だから、
イエロー2:ブルー1でオリーブになる。

 

イエローの恐れやイエローの不安を、ブルーの信頼のエッセンスが「今ここにある希望」に変容させる。

「信じる」ことは、静謐でありながら、ときとして最もパワフルに人を導く。

 

イエロー本来の楽観の質をもたらし、宇宙と共に在る安心と自分自身と繋がる喜びを知って、前へ進むことが出来れば、上昇してきた目覚めのエネルギーは、オリーブ(3.5チャクラ)を越えてグリーンのハートチャクラ(4チャクラ)へ到達する。

 

恐れや不安も内側に巣くうルシファーの性。
自分と深く繋がって意識的に克服するたびに、ハートのエメラルドが光明を得て開き活性化されるのです。

 

 

オーラソーマカラーシステムの哲学における、
エメラルド/ミッドトーンオリーブとスピリチュアルなチャクラシステムの考察でした。

読んでくださった方、本当に、長く、長く、お付き合いいただいて、ありがとうございました。

 

 

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2015.9.5にボトルが誕生したおり発表された、オーラソーマアカデミー学長のマイク氏のボトルのプロフィールや考察も史上最長で、最も難解でした。(笑)
ご興味ある方はどうぞ、、、

http://www.asiact.org/downloads/b113/japanese.html

 

グリーン系のコンビネーションだけに、長さの単位を費やす必要があったのでしょうか。。。

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