６/２４　11：30
蟹座にて新月です。

月は蟹座の支配星ですから、本来の座に回帰することとなり、
蟹座に月がある間、月のエネルギーが強まるんです。

新月はとりわけ。。。ですね。

 

月が蟹座に入ると、
私たちの根底にある気質が、
アットホームなモードにスイッチが入ります。

積極的に身近な誰かと関わりたくなったり、
家族のことが気にかかったり、
気の合うグループで何かするのが適していたり・・・。

蟹座的象意は、

家庭、家族、親子、親族、郷里、仲間、共同体、母性、子供、衣食住、日常、ライフスタイル、など。。。

新月図のチャートを眺めていると、
様々なイメージが浮かび上がってきます。

新月って、
お宙で太陽と月がピッタリと重なる様相ですから、

太陽・・・父親、夫、男性、陽
月・・・母親、妻、女性、陰

が揃って力を発揮し合うイメージですよね。

新月は１０ハウスで起きます。

１０ハウス・・・社会の中での目標、キャリア、名誉、ライフワーク、ステイタス

ホロスコープでもっとも陽の当たる場所です。

地下のハウスである対向の４ハウスには、
制限を意味する土星が入っています。

４ハウスは家庭、家族、基盤、幼少期、心のふるさと、社会生活後に帰るおうち

その土星と、天王星、ドラゴンヘッドが大三角を形成しているんですね。

天王星は制限を超える革新的な風を吹き込む目覚めと革命の星。
ドラゴンヘッドは魂が今世でチャレンジするべき分野と大衆とのご縁。

古いパターンを刷新することで、
魂レベルで選択した人生の目標を、
今一度しっかりと意識するタイミングとなるのではないでしょうか。

月の示す、内なる子供の領域が活性化するときなので、
内なる我が家＜心の世界＞でインナーチャイルドと出会い、彼らの声を聴き、世話をしてあげる。
両親との関りや幼少期の体験で自分にかけてしまったバイアスや条件付けに気付きの光を灯す。
「気付いている」ことによって、問題の一部から解決の一部となっていく・・・。

 

太陽と月

見上げる宙でも、
内側に宿す宇宙でも、

二極化する原理を象徴するもの。

陰・陽、男性性・女性性、顕在意識・潜在意識、能動・受動・・・

そして
大人と子供

私たちが内側に宿す月はインナーチャイルド、
そして太陽はインナーアダルト、

内なる子供の「月」をあやしながら、
憧れの大人「太陽」になっていく・・・。

インナーチャイルドの存在を認め、時おり世話をし、ヨシヨシしてあげることは、
私たちが内なる太陽<自我・生命力>を輝かせるためにも欠かせないケアー。

とくに月が力を得る蟹座に入っているときは、

普段は光の当たらない心の横丁にひっそりと隠れ住むインナーチャイルド（内なる子供）が、

「ワタシはここにいるよ～。」

月の明かりに照らし出されて、
人懐っこく無邪気に顔を出してくれるかも。。。

そんな物語をイメージしながら、
新月を過ごされてはいかがでしょう。

 

 

蟹座のボトルは１３番「新しい時代の変化」クリア/グリーンです。

安心してくつろげるスペース、ハートと感情、周囲との調和、
グリーンのキーワード。。。
クリアーは、「月」のエネルギーを表す光でもあります。
グリーンのテーマに、見えない月の光が当たる。。。

数秘では、１３→４、囲いをつくる蟹座をあらわす数字。

その囲いとは、自分と大切な人を守る、
あたたかな愛情で満たされたシェルターかもしれませんね。

テーマカラーは「ゴールド」

繊細な蟹座は怖がりさん。
ゴールドは深い恐れであると共に、
「智恵」を象徴するカラーでもあります。

「智恵」は楯となり、優れた防備で恐れから自己を守ります。
それは自分の中に息づく、先祖や過去性から託された叡智と才能に触れる機会ともなり、
ゴールドの意味する自己賞賛と自信を取り戻すパワーも与えてくれることでしょう。