昨年の10/10に木星が蠍座に移動して、
10ヶ月ほど経ちました。
木星は一つの星座に、約13カ月滞在します。
木星のキーワードは、
拡大・発展・拡張などをあらわし、意図することを掛け算で押し広げていく作用を持ちます。
そして、木星はラッキースターとも呼ばれ、幸運・楽観・善行・保護・成長・精神性・宗教・高等教育とも関連し、魂に語りかけるスピリチュアルな天体でもあります。
木星、土星は「ソーシャルプラネット」であり、社会においての影響を示す天体。
木星は約12年で12星座を一周するので、一つの星座に約1年ほど滞在することになりますから、木星が入室しているサイン(星座)によって、社会でクローズアップされる事象のカラーが変わってきます。
2016年9/10~2017年10/9までは、木星は天秤座にありました。
そのときも、パートナーシップ、公正さやバランス感覚を象徴し、他者と関わることがテーマの天秤座モードに、テレビや雑誌・ニュース等の周波数が固定されているかのようでした。
☆木星天秤座移動の最初頃と
☆ゴール目前のブログです(笑)
もう、吐きそうなほど、、、マイクとカメラでフルボッコ!昨今の報道。
そして、そして、
現在、木星蠍座・・・
11/8まで木星は蠍座のテーマを社会において押し広げます。
木星は一般的には前出のように、物事を発展させるラッキースターとも言われますが、木星が拡大・膨張させるのは、ノーマルな視点から観た「善」の部分だけではありません。
意図が集約することを掛け算で広げるわけですから、当然「ダークサイド」の露呈も同様に拡張します。
とりわけメディア等では、ニュースになるべく糾弾するエネルギーを帯びた事柄にスポットライトが当たりますから、当然「ダークサイド」の事象がクローズアップされるように映るでしょう。
「蠍座」といえば・・・
牡羊座から数えて8番目の星座、8ハウスのナチュラルルーラー、
支配星は冥王星(サブルーラーは火星)
水のエレメントの不動宮、愛と力の象徴のような星座です。
愛に向かえば
情念、深い絆
力に向かえば
支配、コントロール
パワーの象徴「冥王星」や「火星」が支配しているので、
熱のこもった中途半端のない極限のシーンにハマりやすいです。
それも、表面的にボーボー燃える炎ではなく、
炭の熾火のように、火は起きているけど火が上がらない、
熱く長く続く、黒い炭に封じ込められたどす赤いエネルギー。。。
水は愛や感情と結び付くので、
力が強すぎると、嫉妬や執着心、
表に出ないので、秘密の恋愛や不倫も。
また、蠍座や8ハウスは組織やセクシュアリティとも関連しています。
ここ数ヶ月、
ハラスメント問題が噴出されていませんか?
『パワハラ』
『セクハラ』
・記憶に新しいものは、日大アメリカンフットボール問題で浮き彫りになった組織統治。
・女子レスリングの伊調馨選手やコーチを追い込んだパワハラ問題。
・大韓航空の水かけ姫に代表される財閥企業の恐ろしいハラスメント問題。
・めっきり見なくなりましたが相撲業界の暴力事件や不祥事。相撲界では行事によるセクハラ事件もありました。
・セクハラではハリウッドを背景に「Me too」運動も絶大な拡散をみせました。
・TOKIOの山口くんを脱退に追い込んだセクハラ、パワハラ行為。
・「おっぱい触っていい?縛ってもいい?」音声で世間をざわつかせた財務省の事務次官。
・大好きなモーガン・フリーマンおじ様がセクハラで訴えられちゃった(泣!)
・地元愛媛の高校でも部活内でのセクハラ行為が問題視されたりしました。
もう、思い出せないほど、来る日も来る日も、たくさんのハラスメント問題が世間を騒がせました。
そして、そして、
満を持して噴き出してきた日本ボクシング連盟の告発事件。
先週は、テレビを点けると、もう、そればっかでした。
それに、あの山根会長の風貌や声のトーン、
いかにも蠍座っぽくて・・・
携帯電話の呼び出し音の着メロが「ゴッドファーザー」だったのには、もうのけぞってしまいましたよ!
そう、ゴッドファーザーの世界と蠍座ワールドはルートが繋がっていると思います。
組織のファミリー、力での囲い込み、絆は強いが闇も深い。
また蠍座や対向の牡牛座はお金とも関りもあるので、縁がズルズルとなりやすいのです。
蠍座は潜るので、ぬかるんだ沼や蟻地獄のような様相をも連想できます。
いつも思うのですが、蠍座的って、
カイジ
や
闇金ウシジマくん
の世界のイメージだなぁ。。。
(正直、嫌いではない(笑))
なんとなくだったのですが、山根会長の数秘をみてみました。
(世間を騒がすニュースを目にすると主体の人物の数秘やホロスコープを見たりします。)
なんと~~~!!!!!
あのオジサン、「8」のヒトでした!
数秘まで蠍座被りなのですね(汗!) 力でねじ伏せるタイプです。
しかも、ベースが「3」! お子ちゃまでもあるんですね~。
天秤座なのにはちょっと驚きでしたが、
12日生まれのサビアンを見ると、
【逮捕された二人の男】
やるべきことより、自分のやりたいことをする
チャートまでは出していないですが、ホロスコープを出すと、もっと強烈な表示があるかもしれませんね。
もーーーー、分析してて面白過ぎますよね!!!
テレビ界も、バラエティなどはネタをもたせようとしますから、
当分の間この話題も続くと思われます。
(持続するのも蠍座の特徴)
山根会長が自ら会長を退くことはなさそうですが、流れで引退となりそうですし、メディアも次の的を見つけるまで、彼や連盟の体制を糾弾し続けることでしょう。(ちょっとウンザリしますけど)
古い体制やいかにも昭和の常識が崩壊しつつある近年、
この数年の流れも含めて、
これまで組織や集団の支配的要素の中で埋もれてきた「闇」や悪しき習慣が、
木星の「公正さや善に向かうパワー」によって、
深い沼の底や地下世界から、公の明るい電灯が当たる地上へと、ステージごとせり上がってきた感じでしょうか。
とにもかくにも、蠍座的エネルギーは、
関わるものにとって、いったん自分が死んで生まれ変わるような体験をもたらします。
蠍座や冥王星のテーマは「死と再生」「変容」。
自分が自分でなくなるような体験を通して、大きな気付きを得ることができます。
「本当に自分が望んでいること」が見えてくるのです。
どんな世界にも極性があります。
この世は陰と陽、光と影、清と濁、両極なければ存在しません。
でも、それはそれで、もしぬかるみに居て「ダークサイド」に気付いたら、意識が朦朧となる前に抜け出して、特定の縛りから自由になる決心も必要です。
ダースベイダーも、フォースの暗黒の側面に落ちて、あの真っ黒すのキャラクターとなりました。
あまり深く落ちると「善」を思い出すのに、死を賭してまでの代償がかかります。
木星は、勇気と信仰と真実、そして魂の自由をもたらす惑星です。
11/8にはその木星が12年ぶりに本来の座である「射手座」に回帰します。
木星は神話では「万能の神ゼウス」。
幸運と発展と保護の木星が、その力を最高善に輝かせるであろう木星射手座期には、どんなドラマチックな展開を観ることができるでしょう。
その前に、木星蠍座でいったん内側の世界を深く探求する、闇を見ることで物事の裏側を知る、何かに没頭する深い体験を通して生まれ変わる・・・
体制ごと変容を迎える流れの中に、まだしばらく置かれるのかしら。
そろそろ木星は蠍座の最終コーナーの仕上げに入る頃かなぁ・・・なんて思うのです。
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