月のサイクルは、最も身近な目標実現のスパン。
新月はその名の通り、月間目標に向けて、意識的な新しいスタートを切るのに最適なタイミングです。
今回は双子座ですから、
好奇心の向くままに関心を広げて、
いろんなことに興味を持ってみるのもいいかもしれません。
双子座は「羽根の生えた靴をはいている」と表現されたりします。
まるで3歳児のように、新しい発見にワクワクしたり、気の向くままにあちこち移動するのが吉。
双子座は本来3ハウスの主です。
「3」という数字の持つ、子供っぽさ、若々しさ、クリエイティブな質、新しい視点、自由気まま、を堪能しつつ、深刻さとは無縁に、楽しみたいですよね。
双子座さんの支配星である水星は、頭の回転の速さと、言葉とコミニュケーションを司ります。
近しいお友達と集まって、たわいもないお喋りをする中で、アイデアが沸いてきたり、何か新しいものが開発されるかもしれませんね。
今回は、太陽、月、金星が14度で重なります。
金星も社交を意味しますから、人との交流が喜びを運んでくれるかもしれません。
と、ここまでは、
「双子座新月」の過ごし方として、
オーソドックスなお薦めポイントなのですが、今回は天空で少し特徴的なイベントが起きています。
~柔軟宮のグランドクロス~
双子座の太陽・月・金星と射手座の土星、
乙女座の木星と魚座の海王星が、
それぞれ180度で向かい合い、
またそれぞれに90度の角度も成し、
タイトな十字を作っています。
この四角の中を、グルグル巡ってしまうとでもいいましょうか。
角にぶつかってシフトすると、また次の角にぶち当たり、またシフトしてはぶつかって、次のシフトチェンジで戻ってしまう感じ。
3区分で柔軟宮と呼ばれる、双子座・射手座・乙女座・魚座。
季節の変わり目にも位置するこの星座さんたちは、変化に柔軟に対応し、調整力がある反面、決断力や積極性に欠けるのが特徴です。
太陽・水星・金星トリオを木星が楽観パワーで大風呂敷化しようとするのを、土星が検閲厳しく真正面から睨みをきかし、次の角では海王星がその循環を崩壊させ溶かしてしまう・・・。
何一つ決め切らないような、
周囲に振り回されているような、
発展先が見えないような、
価値観が定まらない感覚に陥ることもあるかもしれません。
この天体配置は先月末から始まり、月が通り過ぎても、残りの天体でしばらく続きそうですよ。
でもね、「揺れる」「ぶれる」「迷う」って、大切なことだと思うんです。
物体は、どんなに大きく揺れても、エネルギー保存の法則で、必ず両方向を同じエネルギーで行き来し、やがて中心点を見つけます。
迷って、迷って、ブレて、ブレて、揺れて、揺れて、。。。。。
だんだん自分の中心、真実の位置が定まっていくんですよね!
そもそも、揺らして確認しないと、そこが正位置なのかすら怪しいもの・・・。
起きること、目の前の状況に合わせて、
柔軟に対応しながら、自分の気持ちに気付いたり、
必要なものそうでないものを取捨選択したり、
本当に大切な物事の本質、ハートの中心に迫っていくプロセスを体感できるかもしれませんね。
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