5/19 6:11頃、

蠍座にて満月をむかえます。

 

令和になって、最初の満月ですね。

 

月は、私たちにとって、とても身近な存在。

月は~心~でもありますから、

始まったばかりの新しい時代が、社会的なインパクトだけでなく、

一人一人の内面に投影され、心の領域も追いついてくるような感じがします。

 

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牡牛座の太陽と、蠍座の月。

どちらも、お金、財、価値、豊かさに関連する星座です。

 

 

昨夜、ふと、夫にこんな質問を。

「ねぇ、高額な宝くじが当たったらさ、めちゃ幸せになれると思う?」

 

「んーーー・・・」

夫は、しばらく考えて、

(お?真剣に考えとる?めずらしーーー)

 

「そりゃーお金が入れば助かるけど、幸せになるかどうかはわからんのー。」

から始まり、

「今は、現場の仕事が終わって、トラックから一歩を踏み出し空を見上げた時、あ~~今日も無事終わった!って、本当に清々しい気持ちになるんよの。」

(「きよきよしい」ではありませんよ!by 本田圭佑(笑)www)←ファンの方、ディスってごめんなさい。

(ちょっと前にええ歳して肉体労働者になったばかり・・・)

 

「うんうん。」(私)

 

「この感覚はの、体を使って働いて、今日できることを一生懸命やって、満たされたもんやと思うから、豊かになり過ぎて、なんでも楽に手に出来ることを覚えてしまったら・・・人生が虚しくなると思うんよ。」

 

「こうやって、陽の明るい夕方からお前と風呂に入って(きゃーー)、ビールをキューっとやって、ホントこの瞬間が、まじ幸せって思えるんよね。嬉しいんよねっ。」

 

「ほぉーーーーーーー!!」

(p゚∀゚q)キュキューン

 

そう言ってるパパわんこの瞳はキラキラしてました・・・

 

 

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「そうだね~~!それは良かったね!幸せって、達成感だったりするよね。」

 

《でもね、、、パパ、お金もね、ほどほどは、あったほうがいいよね…。》

(私の心のつぶやき・・・(笑)(笑))

 

<あちこち伊予弁です!>

 

 

なーーーーんて、

夫婦の会話の1ページだったりもするのですが・・・

 

 

今回の満月は蠍座の月、

そして、月の支配星は冥王星で8ハウス。

そこには、冥王星・土星・ドラゴンテイルが在室します。

 

 

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8ハウスは、とても、深い情緒的体験を得る分野です。

先ほど、パパわんこが発した言葉は、

これといった不自由ない、心情的にも抑揚の少ない、

ある意味平和で、穏便な人生の中では、実感しにくい感覚かもしれません。

 

 

良いも悪いもなく言えば、

人によっては、

望まない、恵まれない経験をしたから、

葛藤を越える自己成長があったから、

小さくて細やかで、何でもないことに、

心が震えるくらいの幸せを感じられる・・・ということもあるかもしれません。

 

 

二人の結論としては、

幸せでいられない理由は、

やはり、よく言う、<過去への執着と未来への不安>だから、

 

過去への執着は、この歳になって、なーーーーんとなく手放しかけてるところもあって、、、

だから、未来への不安のところで、それを論理的に解消できるだけのお金があって、

今するべきことが出来る健康な身体があれば、

もう、それが最高に幸せだよね・・・ということに。

 

 

だけど、もう、これは、

個々の価値観ですので、

それぞれの心が作り出す現状の中で様々だと思います。

 

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私は、天秤座ですので、やはり人生で人間関係がキーとなっていくと思います。

お金があっても、内面におけるスキルが伴わないと、

人と接するときに萎縮を感じるかもしれません。

また、天秤座の象徴は、正義の女神「アストレア」の天秤です。

どんなときも、バランスを重んじ、正しく優雅に、、、と望むかもしれません。

 

 

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そんな私は、子供の頃から、亡き父に

「どうしてお前は○○さんのような髪型ができんのぞ。服装ができんのぞ。」

いつも、いつも、言われ続けてきました。

 

「なんで○○さんみたいになれんのぞ。」

<たいてい○○さんは、NHKのアナウンサーとかでした。>

 

今やけん言える・・・

 

 

「知らんがなっっ」

 

 

 

でも、こうなると、もう、

インナーチャイルドが、

認められたい、認めて欲しい、認められなければ、、、

全神経を持っていかれちゃいます!

 

そうすると、

やはり、幸せの価値観は、

どんなことであれ、他者に認めてもらうこと・・・

みたいになっていくんですね。

 

 

でも、いつか気付くんです。

<他者>は<私>の投影だから、

 

「私が私を認めること」

 

に行きつくのかなって。。。

 

 

それも、幸せの価値観の行く末、

本当の「豊かさ」かな。

 

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今回の満月は蠍座だから、8ハウスのムードを香らせます。

チャート上の8ハウスのカスプ、そして在室する冥王星、土星、ドラゴンテイルは山羊座。

 

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冥王星は、もともと8ハウスの象徴でもあるし、誰かに、何かに、自他や内外の境界を越えて深く関わり、感情的な執着を経験することで、一度さなぎの中でぐちゃぐちゃに溶けた芋虫が美しい蝶に羽化するようなイメージがあります。

 

山羊座は、土星が司るサインでもあるし、時間をかけて、正攻法で、努力を惜しまず、根気よく、目標に向かって、結果を出すんですね。

 

ドラゴンテイルは、前世からの根深い関係性、お金によるしがらみ、からみつく権力や支配のコントロールで、テイルだからそこを抜け出し、対向のヘッドに向かって成長し、個人の価値と自由を手に入れる必要があります。

 

 

投影されるのは、8ハウスの対向の2ハウス、自己価値と自己承認のハウスでもあります。

そして、現在、太陽、天王星、水星、金星は牡牛座に入っていますし、本来2ハウスは牡牛座のハウスで、エネルギーが強調されます。

 

8ハウス的体験が対極の2ハウスに投影されていく流れを、

個人的にシュミレーションしてみました。

(満月図であろうが、出生図であろうが、細かく見るとあらゆる考察が出来るのですが、個人を生きることが出来る今の現代では、自分を見つめるツールとして効果的に妄想できますね。)

 

 

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ところで、忘れてならない満月の主役ともいえる月が在室するのは6ハウス。

 

6ハウスは、日常・労働・健康・義務・管理・奉仕などのテーマを持ちます。

 

外の世界や、他者と関わる前に、まず整えるべきこと。

地味なハウスではあるけど、ここがしっかりしていないと、活動の拠点が緩いと思います。

 

自分が望む最高のパフォーマンスで世界に存在できるように、

日々の中で、ありのままの自分の原石を、より良く輝けるように磨いてあげます。

日常を整える喜び、誰かのために働く喜び、身体を慈しむ喜び、6ハウスで体験できます。

 

また、蠍座の月ですから、ちょっとマニアックに、気になることを掘り下げるのもハマりそうですよね。

 

 

5月の満月には、不思議なパワーがあるとして、

古来より、世界中で、祝祭が行われます。

 

日本で有名なのは、鞍馬山でのウエサク祭ですね。

私は、まだ、訪ねたことがないのですが、一度行ってみたいです!!

 

 

いろいろ書きましたが、

満月は、本来、「手放し」「浄化」「感謝」する日。

 

満ち欠けする月のリズムに乗りながら、

意図を新たにしては、少しずつ願いを叶えていく。。。

個人的で日常的な活動を刻んでいきます。

 

それは、やがて、

社会天体や、集団意識へと手渡される・・・。

 

年間目標的なものや、もっと長いスパンの願いは、

太陽や以遠の天体にゆだねて、

日々の幸せを、無条件に、喜んでみましょう。

 

頭上を優しく照らす月に感謝♡

 

 

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