7/13 11:47 【蟹座新月】
蟹座20度で太陽と月が重なります。
真向いには山羊座20度の冥王星<破壊と再生の星>、
そして今回の新月は部分日食です。(日本では観測できません。)
とてもパワフルでインパクトのある新月ですね。
冥王星が絡むと、より一層力強いターニングポイントに感じます。
また、蟹座の支配星は「月」ですから、蟹座のローブをまとうだけで、月が本来のパワーを発揮しやすくなります。
蟹座的象意は、
家庭、家族、親子、親族、郷里、仲間、共同体、母性、子供、衣食住、日常、ライフスタイル、など。。。
月が蟹座に入ったのは、12日の3時くらい。
エネルギーのピークは新月タイムかもしれないけど、月が蟹座にある二日半くらい、私たちの内側の蟹座意識にスイッチが入るんです。
蟹座生まれの人はずっぽし、活動宮である牡羊座、天秤座、山羊座の人も、ざわついたり感情的になったりしたかもね。
蟹座風味って(カニカマじゃないんだから・・・汗)、
・よそ行きではない本来の自分に戻りたい。
・自分の中の基礎基盤を見つめる。
・脅かされたくない心の住処に気付く。
・安心、安全でいられる場所を求める。
・家族の有難みを知る。
・誰かを守りたい、守られたい。
・わかりあえる仲間と一緒にいた~い。
どこか、懐かしくて、なぜか、人恋しくて、
心の中が感情のお水でヒタヒタする感じ。。。
新月は、目的意識である太陽と、基本的欲求である月が、
意志を確認し合意するタイミングでもあります。
自分の中の古い定義を刷新して、新しく書き換えましょう。
蟹座的な意味を持つお願い事を紙に書いて「新月のアファメーション」をしましょう。
今回の新月は10ハウスで起きます。
10ハウス・・・社会の中での目標、キャリア、名誉、ライフワーク、ステイタス
10ハウスはお山のてっぺん、ホロスコープでもっとも陽の当たる場所です。個人が達成できる社会的なゴールとも関連します。もともとは山羊座のお部屋です。
180度で向かい合う4ハウスは、本来蟹座が担当するお部屋なので、プライベートな空間と個人が落ち着くための心の大地。
今回の新月は、10ハウスに蟹座の太陽と月。対向の4ハウスに山羊座の冥王星。
タイトなオポジションで互いにエネルギーを交換し合っています。
4ハウスと10ハウスはエネルギーを補い合うので、「4ハウスで心を同じくして10ハウスで同じ場で仕事をする」といった意味があります。
どちらも集合力を意味し、4ハウスは家庭・家族、10ハウスは会社・組織です。
そのバランスをとっていくために、鏡で合わせるように確認作業をするということです。
『自分にとっての名誉、自分で自分が誇れる在り方』
それは、自分自身の基礎基盤となる生き方、ここだけは脅かされたくない欲求、心の安定に必要な帰る場所、を徹底して死守してこそ満たされる感覚なのではないでしょうか。
4ハウスの冥王星は、根底からの変化を促します。
心の大地をメンテナンスする過程で、エネルギー的に和合しないものは、手放すことに意識が向くかもしれません。
宇宙からの導きに従うときは、いいとこどりは出来ません。
冥王星には「生か死か」のような、極限の力を掌る天体です。
でも、大きくシフトしたい人にとっては、借りてでも使いたいパワフルな星。
日食ですから、ドラゴンヘッドも関係してくるので、前世からのご縁、魂が今世で向かうべき方向にも意識的になります。
ただなんとなくの日常に埋没するのではなく、
出会う人は前世ではどんなご縁だったのだろう、
今世において魂はどんな意図を持ってきたのだろう、
そんな想いを巡らせるのも意義があるのだと思います。
このたびの蟹座新月の部分日食から、水瓶座皆既月食、獅子座部分日食と、三度蝕が続くそうです。(日本で観測できるのは皆既月食だけです。)
宇宙からの大きなエネルギーがいただけそうですね!!
この夏、お宙からのパワー注入を意識的に受け取りましょう~~。
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