9/25 11:52 牡羊座1度59分で満月です。
秋分が23日、中秋の名月が24日、そして25日は満月。
ちょうどお彼岸の時期でもあり、
郷愁をさそう彼方の月に、真西に沈む夕日の向こうに、
あの世とこの世を繋ぐ扉が開いて、人々のご先祖に向けての想いが流れ込み、地上のパワーを高める気がします。
春分を中日とする春の彼岸は自然をたたえ生物を慈しみ、
秋分を中日とする秋の彼岸は先祖を敬い亡くなった人を偲ぶ意味を持つそうです。
満月時のチャートを見ると、
月は「家族、家庭、帰属する集団、ルーツ、先祖、心の大地」をあらわす4ハウスにあります。
(松山でのチャートです。東京だと3ハウスになるみたい。)
お墓もね・・・4ハウスっぽい。
活動的で前に向いてアクションを起こしたい<天秤座太陽と牡羊座の月>に、
1ハウスから抑制的な角度で手をつなぐ土星も年長者のイメージ。
過去生から今世に向けての魂の軌道をあらわすドラゴンポイントも、太陽と月にからんでいますし。
普段はそこまで意識しないかもしれないけど、
先祖は、私たちの魂が生を受けるために、土壌となる肉体を紡いでくれた存在たち。
ルーツがあるから人生のドラマがある。
ルーツが紡いできた織物は、一見して単に美しいものばかりとは限らない。
でも、だからこそ、味わい深くて愛おしくて、、、
あっさり捨ててしまいたいけど捨てられないような・・・
歴史ってそんな重みがある。
月の真横には「魂の傷」をあらわすキロンが寄り添っています。
キロンは、そのサインやハウスの持つテーマの傷を癒していく魂のヒーラー。
みんなホロスコープに一つキロンがあるわけで、どんな人も魂に「傷」を持って生まれてくる。
傷があるからこそ、悩みがあるからこそ、
それを越えるためにたくさんのことが学べたり、痛みがあるから人に優しくなれたり、・・・するよね。
また月は感情と記憶に関連するから、心が傷ついた過去を思い出すかもしれない。
牡羊座は自発的だから「やってみたい!」を過剰に抑制されたりすると辛かったりね。
また2ハウスには、
冥王星、リリス、ドラゴンテイル、火星と、一般的に取扱注意的な惑星が入室していますね。(笑)
2ハウスにも、先祖や親から譲り受けた才能という意味が、、、
それは認識できる自己価値と置き換えられます。
2ハウスって「お金」に関連しますが、お金も価値を量る単位ですよね。
「自分には価値がある」
そうありたいし、生まれてきたままありのままで、本当にそうなんだけど、
そこに執着や欲望に絡む惑星や感受点が集中してて、強調されています。
実際に起きていること以上に、自己価値の承認で意識することがあるかも。
自信がある・ないで揺れる・・・なんてことも?
月がまとう牡羊座は~始まり~のサインです。
牡羊座のキーフレーズは、『I AM 』(アイ・アム)。
生まれたての純粋な魂。
勇気と情熱を持って、自己を確立するために、何かに挑み続けるエネルギーです。
満月は恩恵への感謝と感情の解放に最適な日。
魂の転生の意図、ドラマに必要だった土壌、与えられた才能。。。
一つ欠けても今ココの存在はない。
ある意味キセキを積み重ねているわけで。。。
そのギフトを、改めて、純粋な気持ちで見つめ直してみる。
過去生、先祖、両親への様々な想いを解き放って、信頼と感謝のエネルギーでハートを満たしましょう。
私たちも、いつかはご先祖様と呼ばれる日が来るのですよね。
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