だいぶ落ち着きましたが、
79歳のうちの母が「虫垂炎」で緊急手術・・・
先日まで入院しておりました。
なんと、Facebookに、
道後公園で「家族ほのぼのお花見写真」をアップし、
元気な姿をお披露目させていただいたのが6日。。。
(母と娘と夫)
あの翌日、
思いもよらぬ急展開!!!
まったく予想していなかった事態に・・・
ご自身及び身近な人が虫垂炎になった経験のない方、
また、高齢の親御さんがいらっしゃる方、
ちょっと参考になればと思いシェアいたします。
長文になりますがお許しください<m(__)m>
思えば、先月の後半から、
その兆候が出ていたんですね。
うちの母は、自らの不調に対してオープンです。
思考・感情・感覚、どのレベルにおいても、
さして我慢することなく、
何かあれば、決まって私に電話をかけてきて、
自身の体調や人間関係の悩み、不定愁訴について延々と語り、
「ストレス解消になった、聞いてくれてありがとう。」
と気分転換して電話をきる・・・。
あまり人に悩みを話せないタイプの私からすると、
「・・・母ちゃんはええよね~~。ある意味羨ましいわ!」ってな感じです。(笑)
そう、で、今年になってしばらくは、
あまり電話もかからず、体調や気分も良いようで安心していたところが、
3月後半になって、また、
あんなこと、こんなことで悩んでいるせいか、
お腹の調子が悪い、食欲がない、
考え事をするせいか、胃のあたりが不快だ・・・と、
訴えるようになっていました。
いつものことなので、あまり気にしないようにと、
母はとにかく、どんなことも、「なぜ?なんで?どうして?」と、
原因探しに執着してしまうので、
病院にかかってもいることだし、身体を休め、あまり気に病まないようにと声をかけました。
月末からは私が東京に研修に行くようになっていたのですが、
東京滞在中も電話はかかってきていました。
でも、お腹の痛みでというよりは、
○○のせいで・・・と事象にフォーカスする話題で、
話したからちょっとスッキリしたといって電話を切る・・・という感じ。
そして私がこちらに帰ってからもそれは続き、
気分転換になればと、6日の少し早めのお花見に。。。
調子良くないと言いつつも、公園を散歩も出来たし、
お茶屋さんでお抹茶とお菓子も美味しそうに頂きました。
その帰りには大黒屋で、かけうどんのハーフではありますが、食べることは出来ていたんですね。
その翌日7日。。。
私はお友達の幾子さんのお店「園じぇら」さんのイベントで、
不思議なパワーを持ったヒーラー、雷風龍颯さんに初めてお会いしたんです。
ご挨拶を交わした時に、お名前から「風」と「龍」というキーワードが出てきて、
私も、先日の草場先生の個展で出会った、風を感じる青い龍<天の使い>の話を熱く語り、
シンクロだ~~~ってはしゃいでいたんです。
そしてプチ鑑定ではありましたが、
霊視によるアドバイスも受けました。
私、他意はないのですが、ホロスコープ鑑定は別として、
霊視鑑定とかはあまり惹かれず、
最近は受けたことがありませんでした。
私のことを一番知っているのは結局は私、遠回りしても自分で見つめたい、
人のチャンネルで表現されたくない・・・という感覚でしょうか。
結局は素直じゃないのでしょうね(笑)。
ですが、そのときは、
不思議と受けてみたいなぁという気持ちになったんですね。。。
お話しているとき、「わたし~福の神~や言われるんです。」というお言葉も気になって!
結局鑑定では他のことをテーマにしたので、
すぐさま母のこととリンクするわけではないのですが、
プチ鑑定ですから15~20分くらいだったと思われる対話が終わったあと、
夕方までゆっくり居させてもらおうかなって思っていたところが、
やはり、早く帰ろう・・・!という気持ちになってきたのです。
「今日はこれで失礼しますね。」
お店を出た後、車を走らせながら、
ふと、母のことが気になって。。。
無意識に、自然に、
自宅とは反対方向、母の家に向かっていました。
いま思えば、雷風龍颯さんに会ったことで、
なんらかの直感が働いたのかもと。。。
母の家に向かいながら、
途中電話をかけました。
様子を伺うと、昨日も今日も家の前にある病院に行ったのだけど、
白血球が高値なので抗生剤をもらったとのこと。
今は下がっているけど熱もあったという。
でも、そのかかりつけのお医者様は循環器科・・・。
母は心臓に疾患があるので、ずっとそちらでお世話になっているのです。
明日から土日となるし、
まあ、とにかく、消化器科の病院に診てもらおう!言うと、
「ほかの病院もかかってるのに、これくらいの症状で来て!言われんやろか・・・」
ちょっぴり愚図る母を説得し、思い付きで石手の浦岡病院へ。
夕方ギリギリで滑り込みました。
女性の先生がすごく丁寧に話を聞いてくださって、
そのまま尿、血液、CT検査の流れになりました。
その場に外部からパート勤務で来られていた外科の先生もいらして、
内科の先生と共にCT画像、血液のデータ等から検討した結果、
虫垂炎でかなり進んでいる状態なので、手術という選択になるやもしれず、
ここでは出来ないから、大病院に急ぎ回しますとのこと!
私も母も、「はぁっ?!」「え~~?!」状態で・・・
「心配ないですよ。すぐに手配しますからね。良かったですね、外科の先生がたまたまおられて!」
素晴らしく丁寧な紹介状と、検査データのディスクまで手早く作ってくださり、
「救急車より娘さんのお車のほうが早いでしょうから、すぐ行かれてください!」
あれよ、あれよという間に、県病院への渡りがついたのです。
県病院についてからは、細かな聞き取りのあと、さらなる検査をして、
結果、手術しかないという結論に・・・。
画像をみても、けっこう炎症はすすんでいるようでした。
慌てて弟に連絡を取り、病院へ来てもらう。。。
術前の細かい説明を受け、同意書やらいっぱい書く。。。
母は高血圧で血液サラサラにする薬を飲んでいるので、
全身麻酔で手術を行うことと、出血がとまらないと危険なことになる可能性もあると説明を受け、
ちょっぴり不安になる。。。
なにより、かにより、おとうふメンタル、ビビりの母の心境が心配!!
しかし!やはり県病院・・・夜間も手術が込み合ってる。
少し待ってもらって、日付またいで12時過ぎからの予定ですと告げられていたのですが、
急きょ繰り上がって、23時前から手術開始となりました。
ここまで、ホンマ、ホンマ、
バタバタでしたーーー!!
でもね、おかげさまというか、
早すぎる展開に、ビビりやの母も、実感がやってくる前に事が進むので、
不安や恐怖に首まで浸かる前に麻酔が効いちゃったみたい!
オロオロする姿を見ると可哀そうになるので、かえって良かったかなと。。。
そして、
おかげさまで無事手術は終わりました。
ここまでで気付いたこと・・・
県病院の10階の病棟、1015号室、術後の4階説明室、
3年前の夫の手術のときと全く同じシチュエーションです。
情景が蘇ってきて、なんともいえない気持ちに。
外科手術病棟の説明室は、マジでトラウマです!
だから、ちょっと怖かったです。
説明室に家族が揃うと、裏から先生が手術着のまま入って来られる。
そして切除した部位を見せながら丁寧に説明してくださるわけです。
お腹を切ったら虫垂に糞石が二個あって、すでに虫垂の壁に穴をあけていました・・・。
その部位から化膿していたようです。
が、幸いにして、その石が壁面にまだ付いてる状態だったので、
ぎりぎりセーフといったところ・・・。
これが、石がポロッと外側に落ちて、
虫垂にたまった膿が腹膜内に流れ出したら、大変なことになっていたそうです。
高齢者が敗血症になったら命に危険が・・・。
一日でも発見が遅れたら、本当に危なかったです!!
助かった!!・・・となれば、
私は命の恩人ぢゃーーーー!
ここまでバタバタで、そんなゆとりなかったのですが、
主治医の先生に「先生においくつですか?」と聞いてみた。
な、な、なんと、29歳ですと!!
うちの息子と同い年やないですかっ!
おまけに・・・
「今日が誕生日なんですよ。記念すべき執刀になりました。」って。
手術中に日付をまたいで誕生日を迎えられたそうです。
お若いうちからバッサバッサ切っておられるのでしょうね・・・。
いえ、経験をつんでおられるのでしょう。
とてもしっかりされていて、知的でお優しく、感じの良い先生でした。
先生、お世話になりました。ありがとうございました!
何はともあれ、良かった、良かった。。。
おかげさまで、日にち薬ではありますが、
少しずつ母は回復しております。
歳がいってから全身麻酔でメスをいれることって、
心身の負担が大きいんでしょうね。
やはりどうしても覇気がありません。
年齢が年齢なので、術後の痛みを気にして動くことをおっくうがりますが、
このまま体力が落ちて、寝付いてしまうことがないように、
気分が明るくなるよう、よく見舞ってあげようと思います。
食事や買い物、通院の世話などもありますが、
私くらいの年齢だと、当然、大なり小なり親の世話をする世代ですね。
また、弟宅もまあまあ近いので、目に障害があって自分では動けない弟の代わりに、
お嫁さんがよく気にかけてくれて、本当に有難いです。
盲腸といえば、2月にも夫の友人が、救急病院では胃腸炎と診断され、
家で傷みを我慢していたら、虫垂が破裂・・・。
腹腔内に膿が広がり、予後が非常に悪く、長期入院で大変な想いをしたばかり・・・。
私の中では、盲腸炎(虫垂炎)といえば、
あぶら汗をかいて痛みにのたうち回るようなイメージだったので、
今回のようなケースもあるのだなぁと・・・。
じわじわとくる痛みや不調を我慢し続けた結果、
重篤な状況に陥ることもあるんですよね。
(一日で急転直下の母。。。💦)↓↓
日頃から自分の肉体に意識的になって、
普段と違う痛みや、体調の変化に敏感になっておくことも大切ですね。
今回のケースなどでは、発見のタイミングが非常に重要です。
そして・・・、
やはり!専門医に行くことです。
私も過去にウィルス性肺炎になり、熱が下がらないのであちこち病院行っても見つけてもらえず、
自分からレントゲンを撮ってくださいとお願いして、やっと肺炎がわかり、
そこでも抗生剤をもらったのですが、不安だったので、その足で総合病院へ・・・。
呼吸器科を受診すると、さっきもらった抗生剤では肺炎には効かないと言われ、結局入院となりました。
もちろん多方面に見立ての良いお医者様もいらっしゃるでしょうが、
お腹の痛みを長く引きずるようなら、やはり消化器科に行くことくらいは思い付くべきですよね。
たいていの場合は、心配したほどのことはなかったとなるのですが、
100に1つくらい命拾いもあるかもしれません。
ところで、
先生が、紙に絵図を描きながら、術後の説明をしてくださったのですが、
そのときの絵が傑作で・・・
母もこれには大ウケ、エアーで思い出してはクスクス笑ってる。
「お母様は少し恰幅がよろしいので、少し傷も大きくなりました。」
母のふくよかボディをサラサラっと・・・。
シンプルな絵なんだけど、なかなか特徴をつかんでおられる(笑)
たぶん痩せておられる方にはそれなりに似せてで描かれます・・・よね?
。゚(゚^艸^゚)゚。
そして!今回の展開・・・
私は雷風龍颯さんにお会いしたおかげで、
クリアな直感をいただいた気がしてなりません。
ありがとうございます!!
私は、わりあい、面倒くさがりなんです。
それまでは母の訴えにも、いつものことだから・・・くらいで、
あまり深刻に受け取らないことが多々・・・。
でも、今回はザワザワしたんですね。。。
どこの病院に行こうかとスマホで検索かけながらも、
「ほら!母ちゃん、どうもなかったろ?」って安心させてあげられたらいいなって思いはしたのだけど・・・。
いろんな偶然が重なって橋がかかり、助けていただいたわけです。
人生で何度かこんな経験をします。
偶然とは思えない出来事が重なり、奇跡めいたことが起きる・・・。
私はそれを神風<カミカゼ>が吹くと表現したい・・・。
(籠池さんとは関係ありません(笑))
雷風龍颯さんと風の話もしましたしね~。
(草場先生のWEBサイトで龍宮の使いの画像お借りしています。)
*出典元:http://manai.co.jp/smp/
天の恩恵は、どんなときも、私たちに注がれている・・・。
この手を伸ばせば、本当に、必要なだけのサポートを受けられるんですね。
その恩恵に光を当て、「有難さ」に手を合わすことが出来れば、
人生は、もっと、もっと、豊かになりますね。
天のサポート、ご先祖からの加護、
大切な瞬間にこそ、気付き、受け取ることの出来るクリアな直感とピュアなハート、
ずっと持ち続けていたいと思うのです。
有難うございます。
いつかまた<カミカゼ>は吹く。。。